京都国立近代美術館/東京都美術館 「ボルゲーゼ美術館展」

  イタリア・ローマ市北東部の広大なボルゲーゼ公園に位置する、ボルゲーゼ美術館のコレクションを日本でまとめて公開する初の機会「ボルゲーゼ美術館展」が、京都と東京の2都市において開催される。京都では2009年10月31日(土)~12月27日(日)の期間中に京都国立近代美術館において、東京では2010年1月16日(土)~4月4日(日)の期間中に東京都美術館での展示となる。   このたびの展覧会は、ローマの名門貴族ボルゲーゼ家のシピオーネ・カッファレッリ=ボルゲーゼ(Scipione Caffarelli-Borghese, 1576-1633)枢機卿によって、1612年から1615年にかけて夏の離宮であり、彼の芸術コレクションを展示する館として建てられた、ボルゲーゼ美術館の優良コレクションが一堂に会する貴重な機会。枢機卿のコレクションの基礎となっているのは、素晴らしい古代彫刻とルネサンスから彼の生きた時代、つまりバロックにかけての彫刻・絵画の数々で、同美術館は現在も世界に名だたるルネサンス・バロック美術の宝庫といわれている。   今回の会場では、その珠玉のコレクションから選ばれた、ラファエロやボッティチェリといったルネサンスを代表する巨匠を始め、バロック絵画の先駆けであり「最初の近代画家」ともいわれるカラヴァッジョ、そしてジャン・ロレンツォ・ベルニーニなど、文字通りイタリア美術の最盛期を概観できる内容の展示が行われる。15世紀から17世紀までの歴史の推移に沿って作品が配置され、“輝ける時代”に展開した様々な描き方の変遷をわかりやすく理解できる構成となる予定だ。およそ250年に渡るイタリア美術の流れを、約50点の名品によって堪能できる、またとない機会になるだろう。   なお、会期中は各美術館で様々な関連イベントも行われるので、公式HP(京都展:、東京展:)でぜひ最新情報をチェックして欲しい。      イタリア・ローマ市北東部の広大なボルゲーゼ公園に位置する、ボルゲーゼ美術館のコレクションを日本でまとめて公開する初の機会「ボルゲーゼ美術館展」が、京都と東京の2都市において開催される。京都では2009年10月31日(土)~12月27日(日)の期間中に京都国立近代美術館において、東京では2010年1月16日(土)~4月4日(日)の期間中に東京都美術館での展示となる。   このたびの展覧会は、ローマの名門貴族ボルゲーゼ家のシピオーネ・カッファレッリ=ボルゲーゼ(Scipione Caffarelli-Borghese, 1576-1633)枢機卿によって、1612年から1615年にかけて夏の離宮であり、彼の芸術コレクションを展示する館として建てられた、ボルゲーゼ美術館の優良コレクションが一堂に会する貴重な機会。枢機卿のコレクションの基礎となっているのは、素晴らしい古代彫刻とルネサンスから彼の生きた時代、つまりバロックにかけての彫刻・絵画の数々で、同美術館は現在も世界に名だたるルネサンス・バロック美術の宝庫といわれている。   今回の会場では、その珠玉のコレクションから選ばれた、ラファエロやボッティチェリといったルネサンスを代表する巨匠を始め、バロック絵画の先駆けであり「最初の近代画家」ともいわれるカラヴァッジョ、そしてジャン・ロレンツォ・ベルニーニなど、文字通りイタリア美術の最盛期を概観できる内容の展示が行われる。15世紀から17世紀までの歴史の推移に沿って作品が配置され、“輝ける時代”に展開した様々な描き方の変遷をわかりやすく理解できる構成となる予定だ。およそ250年に渡るイタリア美術の流れを、約50点の名品によって堪能できる、またとない機会になるだろう。   なお、会期中は各美術館で様々な関連イベントも行われるので、公式HP(京都展:、東京展:)でぜひ最新情報をチェックして欲しい。    

アサヒビール大山崎山荘美術館 「睡蓮池のほとりにて~モネと須田悦弘、伊藤存」展

 京都・天王山の中腹に位置し木津・宇治・桂川の三川を望む、アサヒビール大山崎山荘美術館にて、2009年10月28日(水)~2010年1月31日(日)の期間中、アサヒビール創業120周年記念「睡蓮池のほとりにて ~モネと須田悦弘、伊藤存」展が開催される。   この展覧会は、印象派の巨匠クロード・モネと、ともに今注目を集めている2人の現代美術家・須田悦弘(1969年 山梨県生まれ)と伊藤存(1971年 大阪府生まれ)による、睡蓮をモチーフとした作品を紹介するもの。同美術館にはクロード・モネが描いた傑作『睡蓮』が5点所蔵されており、今回はそれらの名画がすべて展示される貴重な機会となる。また、このたびモネと競演する須田悦弘は、植物を木から彫り出し彩色した精緻な作品で活躍の場を広げており、伊藤存は動植物・人などをモチーフにした刺繍で人気を得ている。   会場では、三者三様の視点・手法・表現の“睡蓮”を楽しむことができる。須田の展示作品は、2002年にモネを意識しながら同美術館の展示用に制作した『睡蓮』のほか、今回は新作も登場する。そして伊藤の展示では、2009年に大山崎山荘の池を覗き込んだ際に目を惹かれたという、睡蓮の葉の重なりや池に泳ぐ巨大な草魚(そうぎょ)をモチーフにした作品に注目したい。   さらに小説家・福永信による書き下ろしエッセイが展覧会冊子に掲載され、言葉の世界が美術と連鎖し、不思議な睡蓮池の世界がもうひとつ花開くというユニークな試みも行われる予定だ。         京都・天王山の中腹に位置し木津・宇治・桂川の三川を望む、アサヒビール大山崎山荘美術館にて、2009年10月28日(水)~2010年1月31日(日)の期間中、アサヒビール創業120周年記念「睡蓮池のほとりにて ~モネと須田悦弘、伊藤存」展が開催される。   この展覧会は、印象派の巨匠クロード・モネと、ともに今注目を集めている2人の現代美術家・須田悦弘(1969年 山梨県生まれ)と伊藤存(1971年 大阪府生まれ)による、睡蓮をモチーフとした作品を紹介するもの。同美術館にはクロード・モネが描いた傑作『睡蓮』が5点所蔵されており、今回はそれらの名画がすべて展示される貴重な機会となる。また、このたびモネと競演する須田悦弘は、植物を木から彫り出し彩色した精緻な作品で活躍の場を広げており、伊藤存は動植物・人などをモチーフにした刺繍で人気を得ている。   会場では、三者三様の視点・手法・表現の“睡蓮”を楽しむことができる。須田の展示作品は、2002年にモネを意識しながら同美術館の展示用に制作した『睡蓮』のほか、今回は新作も登場する。そして伊藤の展示では、2009年に大山崎山荘の池を覗き込んだ際に目を惹かれたという、睡蓮の葉の重なりや池に泳ぐ巨大な草魚(そうぎょ)をモチーフにした作品に注目したい。   さらに小説家・福永信による書き下ろしエッセイが展覧会冊子に掲載され、言葉の世界が美術と連鎖し、不思議な睡蓮池の世界がもうひとつ花開くというユニークな試みも行われる予定だ。