ボーム&メルシエが魅せる、幽玄の美

ボーム&メルシエが魅せる、幽玄の美
21世紀にはいっていまだ17年という短い間で、我々の生活スタイルは過去100年分に相当する、といっても過言ではないくらい、激変した。それこそ10年ほど前でさえ、わからないことがあれば、今のようにGoogleで検索するよりも、詳しい友人や知人に聞いたり、図書館や書店で本を調べたり、と「手間」と「ヒマ」をかけて調べたものではないだろうか。

今では手元のスマホに話しかけるだけで、精度の高い情報が瞬時に表示される。ハリー・ウィンストンスーパーコピー便利なアプリを効果的に活用すれば、ほとんど「手間」や「ヒマ」をかけずにたいていのことはわかるようになった。そもそも液晶画面を指でタッチするだけで膨大な量の情報を画像付きでポンポン引き出せる世界になるなど、ノストラダムスの大予言や2000年問題でざわついていた当時には想像もつかなかった世界が現実となっている。

今の世の中で、「行間を楽しむ」とか「侘び・寂び」を感じるというようなことまで、「概念」としては理解していても、実感を伴って体験する、ということからは能動的に動かない限り得ることのできない遠いものになってしまった、と感じるのは筆者だけだろうか?

そんな「奥深さ」を再認識させてくれる新作がボーム&メルシエから発表された。「クリフトン ボーマティック™」だ。一見するとなんの変哲もないシンプルな顔つきのありふれた時計に見えるこのモデル、まさに「見えない」ところで徹底的に現代に生きる我々生活者のことを最優先に考え抜いた、工夫と趣向を凝らしているのだ。

釈迦に説法のようで恐縮だが、日常使いの腕時計に求められるのは、突き詰めれば、以下の4点に集約されるのではないだろうか。

1、耐磁性
2、作動時間 (パワーリザーブ)
3、計時精度
4、耐久性

1の耐磁性はあまり意識することは少ないかもしれないが、現代社会では電磁波のオンパレードだ。そして、機械式腕時計の部品のほとんどは金属製である。例えば携帯やバッグの留め金のようなもののそばに置くだけで内部の部品が磁力を帯びてしまう。

すると、2-4のすべてに悪影響を及ぼしてしまう。

2、の作動時間も重要だ。平日のビジネスシーンで使った後、休日を挟んで翌週に再度使おうと思ったときに、時刻が止まってしまっていて、時刻合わせをする、という経験は機械式腕時計をお持ちの方なら一度は巡り合っていると思う。

3、の計時精度は言わずもがな、「時計」であるからには正確に時刻を刻み続けるのは当たり前のことだ。そして4、の耐久性もちょっと落としたらガラスにひびが入ってしまうようなスマホと同じものであれば、とても怖くて腕にし続けることはできないだろう。